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パンパンとパッティング

肌を叩くパッティングは老化肌へまっしぐら!!

コットンに化粧水をたっぷり含ませたら、肌にのせてパッティング。しかし、ここでも必要以上にパンパンと肌に刺激を与えてしまっては逆効果です。

ピタピタと音をさせていたり、パッティング後の肌が赤らんでいるようなら刺激が強すぎ!!
こうした行為は皮膚に無数の傷をつけ、過剰な水分の蒸発を招いてしまいます。肌の水分不足はシワ、摩擦が蓄積するとシミの原因に。何気ないパッティングひとつとっても、肌の老化につながっている可能性があるのです。

また、必要以上に何度もパッティングをしたり、その後にコットンが毛羽立っているのもNGサイン。力を入れて何度も刺激を与えなくても肌には十分な水分が浸透しますから、化粧水をたっぷり含ませたコットンでやさしく手早くケアしましょう。

洗顔だけで何もしない

キレイになった肌に潤いを!!早めの化粧水が肝心。


洗顔後の肌は放っておくとどんどん乾燥が進んでしまい、角質層が厚くなってニキビなど肌トラブルが起こりやすくなります。長い目で見るとたるみやくすみ、シワの原因にもなるので、洗顔後の保湿ケアは美肌にとって何より重要です。

ベタベタするから…と化粧水や乳液を敬遠する方もいますが、顔を洗った後、何もしないと乾燥でかえって皮脂の分泌が多くなり、トラブルを起こす可能性も。まずは化粧水で肌にたっぷりと水分を補給しましょう。

化粧水の役割は水分補給のみならず、肌を柔らかくして次につける乳液や美容液の浸透を高める働きも。せっかく高額な基礎化粧品を買っても、肌にきちんと吸収されなければ何の意味もありません。しかも、化粧水の浸透効果は洗顔後10分以内という調査結果もあるので、出来るだけ早く化粧水をつけることが重要。正しい洗顔で皮脂や汚れをスッキリ取りのぞいた後はきちんとスキンケアをする習慣を身につけましょう。

夜のお手入れ手順

肌にも深いリラクゼーションを!美肌を生み出す夜ケアが重要。

夜のスキンケアは一日の疲れをいたわり、翌日に備えてリセットする大切な時間。
夜のお手入れはクレンジング→洗顔→化粧水→乳液→美容液・クリームと進み、乾燥対策も重要です。

夜の基本ライン

特に、洗顔のあと最初につける化粧水は、肌に優しくたっぷり水分を含んだものがおススメ。
夜は朝に比べてゆっくりと肌と向き合う時間がありますから、時々はじっくりケアしてあげることも大切です。
肌のハリ不足や乾燥、くすみ、毛穴の開きなどが気になる場合はシートマスクでじっくり水分を浸透させましょう。

また、角質が蓄積され厚くなった「角質肥厚」になっていると、化粧水がスムーズに浸透しません。
その場合は角質を柔らかくする成分が入った化粧水でコットンパックなどを行いましょう。

夜は新陳代謝が活発になる時間帯ですから、基本的なスキンケアには手抜きせず美肌作りを目指しましょう。
もし、疲れがお肌に出ている場合は、プラスワンアイテムとして、内側からキレイにするプラセンタサプリメントなどを併用しては如何でしょうか。

朝のお手入れ手順

朝の丁寧な化粧水ケアが化粧崩れを防ぐ!!

乾燥や汚れと戦いながら一日を過ごすお肌にとって、朝のお手入れは非常に大切。
肌の中に水分が十分にあると、余分な皮脂が分泌されにくく、化粧崩れも防ぐことが出来ます。

朝のお手入れは洗顔後、化粧水→乳液→化粧下地→ファンデーション、メイクと進むのが一般的。

朝の基本ライン

ここでも、化粧水の使い方ひとつが一日の肌のコンディションを変えることになるので注意が必要です。
まずコットンに化粧水をたっぷり含ませて丁寧に顔全体をパッティング。
肌を触ってひんやりした状態になるまで、根気よく続けましょう。

さらに、化粧崩れが気になるときはスキンケアの前に10分程度シートマスクをするのが効果的。
シートマスクがより深くしっかりと水分を肌に浸透させてくれるので、化粧崩れや皮脂浮きを防いでくれます。

忙しい朝は短時間で用意を済ませたいものですが、このひと手間が重要!!
賢く使って日中の肌を守りましょう。

美容液とどう違うの?

より高い効果を得られる美容液は化粧水後に使うのが正解。

比較的安価な化粧水に比べ、美容液はお値段も少し高め。その理由は、両者の保湿力にあります。
化粧水は洗顔によって失われた角質の水分を補うのが目的。

しかし、美容液はさらにしっかりと保湿をすることを目的としています。保湿効果に加え、肌の悩みに効果的な成分を贅沢に配合しているので、あらかじめ化粧水で水分の土台を整えた上で使うのが正解です。

基本的なスキンケアは洗浄→水分→油分の順に補っていくのが原則ですから、洗顔後は化粧水→美容液→乳液・クリームの順につけるのがおススメ。

基本のライン

美容液は基礎化粧品の中でも、美白やアンチエイジングなどの効果を「もう1品」で補う高濃度のエッセンス。必ずしも必要なものではありませんが、乾燥が気になる場所にポイント的に使うなど、上手に取り入れることでより美肌への道が近くなるはずです。

化粧水で肌状態を整えたらビタミンC25%配合美容液に肌に贅沢な栄養を

一般タイプ

肌にたっぷり潤いを与える、スキンケアの基本。

柔軟タイプとも呼ばれ、肌に潤いを与えて柔らかくする成分が入った化粧水。洗顔後など乾燥した肌に水分を補給し、スキンケアの基本となる基礎化粧品です。

保湿性と整肌性を兼ね備えたこのタイプのものにはヒアルロン酸やセラミド、コラーゲンなど非常に保湿効果が高いとされる成分を配合したものも多く、肌タイプに合わせて保湿力を選び分けると良いでしょう。
一般タイプの化粧水
化粧水には様々な種類のものがありますが、一本だけ選ぶとするならば迷わず一般タイプをセレクト!!

他のタイプの化粧水は一般タイプの化粧品の補助的な役割を担うものですから、 まずは一般タイプで肌の調子を整えてからより効果的なタイプのものと併用されることをおススメします。

※ワンランク上は?・・・ビタミンAが配合されている取扱に注意が必要な知る人ぞしるエンビロン(Environ)というドクターズコスメブランドもオススメです。

お肌の状態を知ろう

肌は365日変化するもの。潤いを与える化粧水は特に吟味を。

肌の状態を確認
温度や湿度、その日の体調など、様々な要因で変わる肌のコンディション。普段はオイリー肌だと思っていても、オフィスの冷暖房にさらされて肌の中はカラカラだったり、ホルモンバランスが崩れて敏感になっていたり……。

効果的なスキンケアを実践するためには、まず自分の肌の状態をしっかりと見極め、肌が最も必要としている成分を補ってあげることが重要です。

  • 肌のベタつきが気になる時は、洗顔後に収斂(しゅうれん)タイプの化粧水でまず毛穴を引き締め、その後弱酸性の化粧水で潤いを与えます。
  • 一方、乾燥が気になる場合や日焼け後などは、シートマスクなどでじっくり水分を肌に浸透させてあげることが重要。
  • 肌が敏感になっている時はアルコールや香料が入っていないものを選びます。オイルフリーや皮脂を押さえるタイプのものは敏感肌の乾燥をさらに進行させてしまいますので、肌に合った化粧水選びにも注意が必要です。

間違ったケアしてませんか?「間違いだらけのお手入れ」

あなたのお手入れ方法を再確認してみよう!

何もしない&何でもいいは要注意!!化粧水づかいは特に重要。

化粧水/正しい知識が重要
「つけるのは乾燥が気になるときだけ」
「最初はつっぱるけど、しばらくすると皮脂が出てきて潤うから洗顔後のケアはしなくても大丈夫」
「たっぷりつけるといいって聞くから、手のひらにジャバっと出してパシャパシャつけています」etc...

人によってスキンケアの知識や方法は様々。

化粧水の役割「肌への水分補給」を120%効果的にするには、やはり正しい選び方・つけ方が重要です。 

「たっぷり」はもちろん、「じっくり」「肌にあわせた」ケアが出来るよう、洗顔後の無防備な肌に一番最初につける化粧水には、いっそうの注意を払いたいもの。

間違ったケアは逆に乾燥を招く原因にもなりますから、正しい知識と方法を再度復習しましょう。

化粧水について

水以上に肌にしみこむ化粧水は肌ケアの基本

浸透の違い洗顔後には化粧水と乳液で肌のお手入れをするのがスキンケアの定番。
でも、化粧水って何のためにつけるのでしょうか?私たちの肌は洗顔後、そのままにしておくとどんどん肌の水分が失われてしまいます。
では水で水分補給をすればいいのでは?と思いがちですが、肌の成分には油分が含まれているので水だけでは弾かれてしまい、表面は濡れていても肌内部までは浸透しにくい状態に。化粧水は精製水をベースに、肌の保水力を補う保湿剤や皮膚を柔軟にするエモリエント剤、角質を柔らかくほぐす角質軟化剤、栄養剤、殺菌剤など実に様々な成分が含まれ、肌に浸透しやすいよう考えられています。また、肌になじんで乳液やクリームをむらなく伸ばしてくれる効果や、肌の油分バランスを整えてくれる効果も期待できる優れもの。

さらに高性能になった「オールインワンゲル」(化粧水でありながらエイジング効果や保湿効果も組み合わさったゲル状クリーム)なども販売されています。

特にオイリー肌の方は、洗顔後そのままにしておくと肌の乾燥を防ごうと過剰な皮脂が出て悪循環になりがちです。しっかりと化粧水で保湿して、余分な皮脂の分泌を抑えることも大切です。

【 化粧水の役割 】
・洗顔によって失われた、角質層の水分を補う
・美容成分を肌に届ける
・肌を整え、乳液やクリームの効果を高める